Firefox3.5がリリースされてアップデートしたはいいけど、動かないアドオンが出てきてしまった場合、
多くのアドオンは互換性のチェックにより自動的に無効にされてしまっているのが原因です。

この互換性のチェックする機能を無効にする事によって、動くアドオンも多いと思います。(仕様が変わって駄目なものもある)
この機能を無効にするにはいくつかの方法があります。(やっていることの結果は同じです)

  1. Nightly Tester Toolsを導入する
    一番シンプルな方法です。
    設定で「Disable add-on compatibility checking」にチェックを入れて互換性チェックを無効にすると
    互換性のないアドオンもインストールできるようになります。

  2. about:configから互換性のチェックを無効化する
    やっていることは上と全く同じで、互換性のチェックを無効化するだけです。

    1. ロケーションバー(アドレスバー)に「about:config」と入力する。
    2. フィルタ欄に「extensions.checkCompatibility」と入力する。
    3. 設定名「extensions.checkCompatibility」の行が表示されている場合はその行をダブルクリックし、値を「false」へ切り替えて完了です。行が表示されない場合は4.へ。
    4. 右クリックしてコンテキストメニューから「新規作成」→「真偽値」を選択する。
    5. 設定名は「extensions.checkCompatibility」と記入し、真偽値は「false」を選択して完了です。

    互換性について – Firefox更新情報 Wiki*

  3. MR Tech Toolkitを導入する
    Nightly Tester Toolsと同じく互換性のチェックを無効化する機能があります。
    またアドオン毎に「互換と見なす」ように設定できたりもします。
    こちらはアドオンの管理などかなり多機能に渡って設定できるので、一応おすすめです。

1が初心者向けで、2がabout:configを分かってる人向け。
3はMR Tech Toolkitは便利だよーって紹介。

Nightly Tester Tools : https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/6543

MR Tech Toolkit : https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/421