Titaniumという言葉は最近AndroidやiPhoneのモバイル関係で話題になっていたのでどこか聞いたことはあると思います。
Titaniumには「Titanium Desktop」というWindows/Linux/Mac OSのアプリケーションをHTML+CSS+JavaScriptとRuby,Python,PHPをバックに使って作成できるものがあります。
Titanium Desktopの存在をTwitterクライアント『昼おっぱい』で知ったのでどんな感じか試して見ました。

Titanium Desktopでデスクトップアプリケーション作成

手順はAppcelerator Titanium DesktopでRuby,Python,PHPを使ったお手軽デスクトップアプリ開発その1 – 仙台 Ruby Vim JavaScript社長を参考にテストアプリを作成する。(丁寧でとても参考になるのでよく読む)

基本はHTMLにCSSで装飾して、JavaScriptなどで用意されているAPIを叩くことでネイティブアプリっぽいことも行える感じになっているみたいです。
JavaScript以外も下のようなスクリプトタグで囲んで使う感じになっていて簡単に使える感じでした。

<script type="text/ruby"></script>

文字コードに関して、日本語はhtmlのMetaタグでcharsetを設定しないと文字化けする。
なのでSandBoxタブでは日本語使えないかも。

<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;charset=UTF-8" />

基本的にはUTF-8でやれば日本語は問題にならなそうです。

今回は単純にjsからTwitterのtest API叩くだけのどうでもいいものを作ってみました。

Titanium Desktop SDKにあるtestappを見ると使い方が分かりやすかった。(ただ、たった数行なのにライブラリを使いまくってるのが微妙な…)
ソースコード(単なるHTMLファイルです)

これを作ったプロジェクトのResourcesフォルダに置いておくだけでアプリが完成。
できたものTitanium Application : TwitterStatus

ここまで大体1時間でできたのでかなり手軽にデスクトップアプリケーションを作れる段階に触れる感じがしました。
Titanium Developerから直接公開できて、アップデート通知機能も入ってるので簡単に配布できるのは結構素敵だと思う。(ただwindowsはmsiインストーラーなので入れるのはちょっと躊躇するかも)

まだ全然触って無いですが、デバッグは通常のWebみたいにsafari/Chromeで使われてるWeb Inspectorが使えるので、普通にJS書いてる感覚が通じる感じがします(毎回Lauch Appして起動するのが億劫だけど)
NILScriptもそうですがローカルでもjs使って書けるものが増えてきたりして、Webとデスクトップの境はどんどん小さくなってきているんだなーと思った。