はじめに

iPadで洋書を読もうと思った時に、辞書が簡単に引けるといいのですが、
選択しただけで辞書を引けるアプリがKindle for iPad/iPhone以外に見つからなかったので、
Kindle for iPad/iPhone で、自分の持ってるpdfやepubを読む方法についてのメモです。

他に、ワンタップで辞書が引ける(フルスクリーンじゃなくて、文章の補助的に使える)ようなアプリがあったら教えて下さい

mobi

Kindle for iPad/iPhone で辞書を引くには、mobiファイルじゃないと使えません。
そのため、KindleGenやcalibreなどを使って書籍をmobiファイルに変換する必要があります。

今回読みたかった本はO’Reilly本だったので、最初からmobi形式でダウンロードできるためそのままダウンロードしました。

Your Products  O Reilly Media 2013 08 04 18 33 38

転送方法

KindleにはOpen inを使ってもファイルを送る事ができますが、
この場合、ソーシャルネットワーク機能のTwitterやFacebookにシェアが動作しないバグがあります。(恐らく書籍のメタデータがkindle.amazon.comと関連づいてないからかも)

IMG 1740

以下のようなエラーメールが来ます

Hello Amazon Customer,

You tried to share a message from Kindle to Twitter and kindle.amazon.co.jp. The message was as follows:
 Note: メモ内容

You recently tried to share a note or highlight from your Kindle. Unfortunately, we were unable to post your message. Please try again.

Please note: This e-mail message was sent from a notification-only address that cannot accept incoming e-mail. Please do not reply to this message.

そのため、mobiファイルはKindleパーソナル・ドキュメントサービスを使って転送します。

Kindleパーソナル・ドキュメントサービス で送ったmobiファイルなら、
シェア機能が正常に動作します。(タイトルとかはつかないけど)

Functional JavaScript

今回、読んでる書籍はFunctional JavaScript ですが、
この書籍用のkindle辞書を作った人がいます

中身は、書籍に出てくる関数定義を辞書として引けるようになってる感じです。

IMG 1730

Kindle のおいしい使い方 @Wiki – アプリ版Kindleの辞書入替 を参考に、
Kindle for iPad/iPhoneにもこの辞書を導入することができます。

既存の辞書と入れ替えて置く必要があるので、例えばEnligsh(US)と入れ替えるなら、
ダウンロードした functional-javascript-dictionary.mobiB003ODIZL6_EBOK.azw とリネームして、
~/ユーザーApp/Kindoe.app/Library/eBooks/ に配置する事で、既存の辞書の代わりに使用出来ます。

おわりに

Kindle for iPad/iPhone で 洋書を読む手順についてまとめました。

Kindle for iPad/iPhone を使う理由はタップするだけで辞書を引けるからですが、
他に同じように辞書を引いたりできるアプリがあるならそっちを使いたい気がします。

Kindleはちょこちょこバグがあったり、コピペができなかったりするので、辞書周りに特化したPDFビューアーが欲しい。