ニューヨークだよりには面白いアメリカのIT事情が載っている
ニューヨークだより
かなり前に、無料で読めて定期更新されているIT系の電子雑誌 | Web Scratch という記事でも紹介したのですが、IPAがやっているニューヨークだよりが面白いです。
2013年度の途中で更新が止まっていましたが、2014年度が再開されています。
例えば、7月号 米国におけるソフトウェア信頼性に関する取り組みの現状では、 色々なウェブサービスやソフトウェアに関する障害の事例について書かれています。
医療保険制度改革の一環として開設された医療保険サイトである 「Healthcare.gov」の事例では、 オープン初日2013年10月1日には280万人以上がアクセスしたが、 数多くのバグのせいで実際に登録できたのがたった6人だけだった という単純に読んでいて面白い話も多いです。
2012年度の1月号 オープンソースソフトウェアの動向では、 オープンソースとMSやIBM等の企業戦略についてなどについて書かれてたり、 ニューヨークだより2011年9月の コンシュマライゼーションについてでは、社員の私物端末の持ち込みとそれに対する課題について等興味深い内容が多いです。
ニューヨークだより2011年11月 - ウェブ標準を巡る動向とか 見るとわかりますが、レポートに対して参照資料がかなり書かれていて、リソースがちゃんと載っています。
普通に面白い内容が多い割にはあんまり読まれてない気がしたので紹介でした。
お知らせ欄
JavaScript Primerの書籍版がAmazonで購入できます。
JavaScriptに関する最新情報は週一でJSer.infoを更新しています。
GitHub Sponsorsでの支援を募集しています。