golang + LiteIDE on Mac OS X でGDBを実行するまで
Go言語はGDBを使ったデバッグが行えます。
以前、MacとIntelliJでGo言語環境を作る | MemeTodoで書いたgo-lang-plugin-org/go-lang-idea-pluginの方もgdbでのデバッグに対応してます。
もう一つのGo言語のIDEとして有名なLiteIDEもGDBでのデバッグに対応してるそうなので、それを設定するまでのメモです。
(結局Go言語のIDEライクなものって何が使われてるんだろ?)
HomeBrew
brew install go
Homebrewからインストールできます。
GOROOT
は設定しない
GOROOT
はGo言語をインストールした場所を示します。
(少なくてもHomeBrewでインストールした場合は)GOROOTは指定してはいけないらしいです。
あなたがGOROOTを本当に設定しなくていい理由 | Androg
GOPATH
は設定する
以下のようにした
# golang
export GOPATH=$HOME/local/go
export PATH=$PATH:$GOPATH/bin
これからGoを始める人のためのTips集 #golang - The Wacul Blog で書かれているように、自分のワークスペースとgo get
するもので複数パスを登録することも出来ます。
一緒にしちゃったほうがGo言語らしいのかなと思ったのでひとつのパスにしてます。
(これ公式のドキュメントの推奨パスとかあるのかな?)
liteideをインストールする
からダウンロードしてインストールする。
GDB
OS X Mavericks 10.9にはGDBが入ってない。
HomeBrewでインストールする場合は、以下から入れる。
brew install https://raw.github.com/Homebrew/homebrew-dupes/master/gdb.rb
そのままだとゲートキーパーに止められて動かせないので、 オレオレ証明書と権限を与えて動かせるようにする。
- GDBインストール
- gdb-certの証明書をキーチェンで発行
/System/Library/LaunchDaemons/com.apple.taskgated.plist
を書き換えるsudo codesign -s gdb-cert /usr/local/bin/gdb
で署名する
以下を参考にした。
- golang - Mac OS X 10.9 MavericksでgdbでGoのコードをデバッグする - Qiita
- MacでGo言語(golang)のLiteIDE導入 - ねずみとりんご
- GDB on OS X Mavericks and Xcode 5 - Lazarus wiki
証明書の発行はSafx: MacでGoのデバッグ環境を構築するの図が分かりやすい。
liteide + GDB
ブレークポイントを打って止められるようになる。
Stringがstructのままだけどそんなもんなのかな? (AppCodeとかXcodeもこの辺徐々に対応してたからそういう感じなのかな)
トラブルシューティング
liteideでビルドしようとしてもエラーがでて動かない
go: cannot find GOROOT directory: /usr/local/go
liteideの環境設定で system を選択する。
他の設定はGOROOT
等が上書き設定されていて動かない感じだった。
liteideの使い方は以下を参照した。
###感想
GOROOT
と GOPATH
などの設定についての記事があふれていて、ものすごく検索しても分かりにくいと思いました。
(この記事もそれになりそう)
The Right Way的な常に更新してて、検索からたどり着きやすいものが欲しい気がしました。
翻訳についても色々な所に同じものがあったりして(ついで更新止まってる)、どれ参照すればいいのかよく分からない感じがしました。
http://golang-jp.org/ という公式サイトの翻訳サイトもあり、こちらはGitHubからpull requestを受け付けているそうなので期待しています。
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