先週リリースしたGitBook (Legacy)のフォークであるGitHonですが、HonKitという名前にリネームしています。

HonKit(GitHon)自体の紹介については次の記事を参照してください。

GitHon → HonKit

HonKitという名前にリネームした理由ですが、次のIssueでGitに対する商標の問題があるかもというのを教えてもらったためです。

Gitを含む名称(for Gitとかではなく)は、Git SCMがもっている商標に触れる可能性があります。

元々、GitBookを名前を避けるためにGitHonという名前にしていました(これも商標の問題がありそうだと思ったため)。 同じようにGit自体にも商標の問題がありそうなので、どちらの単語も含まない名前としてHonKitになりました。

HonKitという名前はこの辺のThreadで模索していますが、ランダム生成した単語からKitという単語が良さそうだったのと、 元々つけていたHonを足してHonKitになりました。

HonKitという名前は短めでよさそうだったので、商標のIssueが立ってから5時間ぐらいでプロジェクト全部書き換えています。

基本的にGitHubやNetlifyもリネームができるので特別な問題なく移行できています。 注意点としては、GitHubのorganizationはリネームするとそのorganizationそのものは404で再取得ができます。 <owner>/<repo>のリポジトリに関してはリダイレクトが効くようになるみたいです。

また、npmにはリネーム機能自体がないので、単純にhonkitを作成しています。

GitHonはリリースしたばかりだったので、使っている人は少ないと思いますが、 GitHon → HonKitの移行については次を参照してください。

HonKitの開発

@mizchiがコードベースをTypeScriptに書き換えてくれています。

Algolia DocSearchとの連携やDrop jQueryするには新しいデフォルトのテーマを作るのが正攻法な気がしてきたので次のIssueを作りました。

また移行中にロゴやアイコンについても考えていたので、次のIssueを作りました。 今は適当に作ったものがあるだけなので、興味がある人は意見ください。

まとめ

  • HonKitGitBook (Legacy)のFork
  • GitHonはGitの商標の問題があるためHonKitにリネームした
  • HonKitはいつでもContributingを待っています