1Password for Open Source Projectsの申請をした
1Passwordは、オープンソースプロジェクトの開発者が無料で1Passwordを利用できる1Password for Open Source Projectsというものをやっています。
1Password for Open Source Projectsで申請が通ると、Teamプラン相当が無料(無期限)で利用できるようになります。 1PasswordのAccount(組織/チームのこと)に所属してるMemberは、それぞれ個人のパスワード管理機能とAccount(チーム)で共有するパスワード管理機能が利用できるようになります。
- 1Password/1password-teams-open-source: Get a free 1Password Teams membership for your open source project
- チームのための手間いらずで安全なパスワード管理 | 1Password
- 1Password Teamsを使ったパスワード管理・運用 - ヴェルク - IT起業の記録
申請できるプロジェクトの要件は、作ってから30日以上経っていてアクティブにメンテされていて、オープンソースに関わるもので非営利なら、柔軟に対応してくれるそうです。 オープンソースソフトウェアのプロジェクトだったり、コミュニティやイベントの主催してる場合でも良いらしいです。
また、そのプロジェクトで実際に1Passwordを使って共有するものがなくても、プロジェクトを安全に保つのに役立つなら申請してもOKとのことです。
自分は色々なオープンソースのメンテナンスをしていますが、textlintが結構大きめなプロジェクトなので、textlintで申請して承認されました。
1Password for Open Source Projectsの申請方法
READMEのHow to applyの手順通りにやれば問題ないと思います。
- https://start.1password.com/sign-up/team?t=B からTeamプランのアカウントを作成する
- アカウントの設定をしてアプリをダウンロードしたり、2要素認証などをセットアップする
- この段階では試用期間なので14日以内に申請する
- この段階で他の人を招待しなくてもOKだった
- 特にクレジットカードとかの情報はなくても登録できます
- https://github.com/1Password/1password-teams-open-source をForkして、申請するプロジェクトの情報をREADMEに足してPRを出す
- PRに書く内容は https://github.com/1Password/1password-teams-open-source/pulls?q=is%3Apr+is%3Aclosed を参考にすれば良さそう
- マージされるのを待つ
マージされると、申請した1Passwordのアカウント(チーム)がTeamプランになります。 そうしたら、プロジェクトで関連する他の人を招待すればOKだと思います。
おわりに
1Password for Open Source Projectsという1Passwordをオープンソースの開発者などが無料できるプランについて紹介しました。 申請してから結構すぐ承認されたのでよかったです。
textlintでは、npmにpublishする向けのマシンアカウントとかがあるので、その管理に利用しようかなと思っています。
ℹ️ textlintのcollaborators向けの情報
textlintのcollaboratorsの方は、次のDiscussionsに詳細を書いてあるので、1Passwordを利用したい場合はコメントしてください。
- https://github.com/orgs/textlint/teams/collaborator/discussions/1
- textlintのcollaboratorsとなっている人なら見えるページ
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