Node.jsで動作しブラウザから使用できるJavaScript IDEである「Cloud9 IDE」 alpha版が公開されました。
ブラウザから使用できるので、クラウドとかありきたりな名前が付いてる気がします。(+Plan9?)
Win/Linux/Macで動作するようです。

インストール方法(Windows)

詳しい使い方はajaxorg’s cloud9 at master – GitHubに書いてあるので読むといいです。
まずはダウンロードですが、githubではzipでソースをダウンロードできますが、それではなくgit cloneしてダウンロードする必要があるみたいです。
というわけで、gitをインストールした状態でコマンドプロンプトから

$ git clone git://github.com/ajaxorg/cloud9.git

するとcloud9のディレクトリができるので、binフォルダに入っているcloud9-win32.batを実行すると必要なファイルをどんどんダウンロードしてくれます。(インストーラーみたいで面白い)
ダウンロードが終わってもう一度cloud9-win32.batを実行すると http://localhost:3000 にアクセスするように促されるので、FirefoxやChromeなどでhttp://localhost:3000にアクセスすればCloud9 IDEが使用できます。(別途にNode.jsをインストールしてなくても動作した)

まだα版なので、ファイル管理とエディタとコンソールぐらいしかありませんが、ブラウザ上でこういうものが動いてるのは面白いです。エディタはBespinとかと同じく日本語入力が残念仕様です。
最近BespinはSkywriterというプロジェクトへと移行したので、そのうちエディタに変化が起きるかも知れませんね。
入力したコードはNode.js上で実行されてるような気がします。JavaScriptを書いてその場で実行やデバッグができるのは普通のIDEとしてはよくありますが、JavaScriptなIDEとしては面白いですね。

通常のソフトウェアとしてのJavaScript IDEを使いたい人はJavaScript対応のIDEをまとめてみた | Web scratchを参照するとよいと思います。(今WebStorm凄いよ状態でいろいろ試しています)